7/3公開「アデル／ファラオと復活の秘薬」 リュック・ベッソン監督インタビュー（前篇）

7/3公開「アデル／ファラオと復活の秘薬」　リュック・ベッソン監督インタビュー（前篇） 「殺伐とした時代だからこそ、娯楽に徹した作品で世の中を明るくしたい」 フランスが誇るヒットメーカー、リュック・ベッソン監督が、監督最新作『アデル／ファラオと復活の秘薬』を引っ提げて来日。妹の命を救うために古代エジプトの秘宝を追って奔走するヒロインを好演する新星ルイーズ・ブルゴワンとの出会いや、人気漫画を映画化する上での苦労、監督のストレス解消法など、とっておきのエピソードを語ってくれた。 シナリオ段階から注目していた、新星ルイーズ・ブルゴワン ――アデル役のルイーズ・ブルゴワンは、お天気キャスターとしても活躍する新進女優だったそうですが、まさに大抜てきですね。 脚本を書いている段階から、テレビのお天気キャスターだった彼女が気になっていたんだ。番組の中でいろんな姿に仮装しているんだけど、そこが劇中で変装を繰り出すアデルと重なってね。現代的な体格でありながらレトロなファッションも似合いそうだし、何しろ年齢的にもアデルに近いのが大きかったね。 ――『レオン』のナタリー・ポートマンや『フィフス・エレメント』のミラ・ジョヴォヴィッチなど女優の発掘に定評がありますが、そのポイントは？ 演技力の高さはもちろん、その人物の人間性や感性を重視するね。それと、監督としての長い経験で培われた「この子には可能性がある！」という直感に従うよ。テニス・コーチが、優れた才能を秘めた幼い子どもを未来の天才選手として選び出したりするよね？　それと似ているんじゃないかな。 ――その直感に引っ掛かるのは、どのような人なのでしょう？ 高い能力を持っていながらも、それに自分では気付いていない人。自分は演技がうまいとか、いきなりスターになれるのが当たり前だと思っているような人は絶対にダメ。女優でも男優でも、まずはこちらが言ったことをキチンとやってくれるようじゃないとね。 タフでユーモラスながらも非常に女性的なヒロイン、アデル ――好奇心旺盛でタフなアデルですが、女性らしさも失っていないところが実に魅力的ですね。 彼女には昏睡（こんすい）状態の妹を救う目的があって、それに向かって突っ走っていく。そういった点は男性的ではあるけれども、本当は非常に女性的でか弱い人間なんじゃないかな。妹のことを含め、実は自分の弱い部分や感情に押しつぶされそうになっている。それを悟られないように、心に鎧（よろい）を着せているような気がするんだ。 ――監督自身は、アデルのどのような部分に惹（ひ）かれますか？ 政治にかかわることを許されず、スポーツすら気軽にできず、窮屈なコルセットを身に着けて家でおとなしくしていなければいけない。そんなふうに、女性が自由に振る舞えなかった20世紀初頭に、自分の気の赴くまま活動的に生きている点がいいね。しかも金や名声を得るためでなく、妹を救いたい一心というところも素晴らしい。 ――アデルが劇中で繰り広げる冒険の中で、特にどこのシーンを気に入っていますか？ よみがえった古代エジプトのミイラと話をしたり、パリの街を歩くところかな。普通はミイラがいきなり起き上がったりしたら、ビックリして気絶してしまうだろう？　なのに、アデルは平然とミイラと会話して、説教すらしてしまう。どんなに神秘的な存在でも、彼女にかかわるとそうでなくなってしまうのがとてもユーモラスだと思うよ。 後篇につづきます！

仕事の遅い人間はいますよね。。
一般からみてですから本人がそう思わなくても回りがそうだと言えばそうなんですからね。
やはり２つの事をしだしたら
手も回らなければ頭も回らないんでしょうね〜。やはり全部いっぺんに
ってわけにはいかないと思うんで、ひとつづつ確実に実現していって
ほしいですね。
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